記事のバージョン: Enterprise Server 2.17
Git Large File Storage を設定する
Git LFS をインストール したら、それをリポジトリ内の大容量ファイルに関連付ける必要かあります。
GitHub Enterprise で利用したいファイルがリポジトリにある場合、まずリポジトリからそれらのファイルを削除し、それからローカルで Git LFS に追加する必要があります。 詳細は「リポジトリ内のファイルを Git LFS に移動する」を参照してください。
アップロードに成功しなかったGit LFSのファイルで参照されたものがあるなら、エラーメッセージが返されます。 詳しい情報については「Git Large File Storageのアップロードの失敗の解決」を参照してください。
メモ: 大容量ファイルを GitHub Enterpriseにプッシュする前に、アプライアンスで Git LFSを有効化していることを確認してください。 詳しい情報については「GitHub Enterprise Server で Git Large File Storage を設定する」を参照してください。
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ターミナルターミナルGit Bashを開いてください。 
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カレントワーキングディレクトリを、Git LFSで利用したい既存のリポジトリに変更します。 
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リポジトリにあるファイルの種類を Git LFS と関連付けるには、 git lfs trackの後に、Git LFS に自動的にアップロードしたいファイル拡張子の名前を入力します。たとえば、.psd ファイルを関連付けるには、以下のコマンドを入力します: $ git lfs track "*.psd" > Adding path *.psdGit LFS に関連付けたいファイルタイプはすべて git lfs trackで追加する必要があります。 このコマンドは、リポジトリの .gitattributes ファイルを修正し、大容量ファイルを Git LFS に関連付けます。ヒント: ローカルの .gitattributes ファイルをリポジトリにコミットするよう強くおすすめします。 Git LFS に関連付けられているグローバルな .gitattributes ファイルを利用すると、他の Git プロジェクトにコントリビュートする際にコンフリクトを起こすことがあります。 
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以下のコマンドで、関連付けた拡張子に一致するリポジトリにファイルを追加します: $ git add path/to/file.psd
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以下のように、ファイルをコミットし、GitHub Enterprise にプッシュします: $ git commit -m "add file.psd" $ git push origin masterアップロードしたファイルの Diagnostics 情報が、以下のように表示されるはずです: > Sending file.psd > 44.74 MB / 81.04 MB 55.21 % 14s > 64.74 MB / 81.04 MB 79.21 % 3s