GitHub Copilot のナレッジベースの作成と管理

ナレッジベースを作成して管理する方法について説明します。これにより、1 つ以上のリポジトリ間で Markdown ドキュメントをまとめた後、そのナレッジベースを Copilot Chat に対するコンテキストとして使用できます。

この機能を使用できるユーザーについて

Copilot Enterprise プランを所有する organization

この記事の内容

重要

2025 年 9 月 12 日より、ナレッジベースは廃止となり、Copilot Spaces に完全に置き換えられます。スペースを使うと、コードとフリーテキストコンテンツ (トランスクリプトや仕様など) を組み合わせることができます。また、organization 所有者だけでなく、すべての Copilot ユーザーが作成できます。これらは、より焦点を絞った、またはタスク固有のユースケースに適した選択肢です。「GitHub Copilot Spaces を使用したコンテキストの整理と共有について」を参照してください。

ナレッジベースは、1 つ以上のリポジトリで Markdown ドキュメントをまとめる方法です。ナレッジベースを選択して Copilot Chat で質問すると、Copilot はナレッジベースで関連情報を検索して、応答を合成します。

"ナレッジベースを作成する"

1 つのリポジトリまたは選択したリポジトリからナレッジベースを作成できます。ナレッジベースを作成するには、パブリック、プライベート、または内部リポジトリを使用します。

作成したナレッジベースには、Copilot Enterprise プランをお使いのすべての organization メンバーがアクセスできます。 Organization メンバーが GitHub Copilot Chat のコンテキストとしてナレッジベースを使用する場合、回答では、organization メンバーが読み取りアクセスを持つリポジトリからのデータのみが使用されます。

GitHub の右上隅でプロフィール写真を選んでから、 [Your organizations] をクリックします。
組織の隣の [設定] をクリックします。
左側のサイドバーで、 [Copilot] をクリックしてから、[Knowledge bases] をクリックします。
[サポート技術情報] の右側にある [新規サポート技術情報] をクリックします。
[名前] フィールドに、ナレッジベースの一意の名前を入力します。必要に応じて、[説明] フィールドにナレッジベースの説明を追加できます。
[コンテンツ] で、使用可能なリポジトリの完全な一覧を表示するには、[リポジトリの選択] をクリックします。
1 つまたは複数のリポジトリを選択するには、リポジトリ名の横にあるチェックボックスをクリックします。リポジトリの選択が完了したら、[適用] をクリックします。
必要に応じて、選択したリポジトリ内の特定のパスを検索用に指定できます。サポート技術情報を使用して検索を実行すると、指定されたパスにあるファイルのみが結果に含まれます。リポジトリパスの指定の詳細については、「GitHub Code Search の構文について」を参照してください
- [ファイルパスの編集] をクリックします。
- ナレッジベースに含めるパスを 1 行に 1 つずつ入力します。終了したら、[適用] をクリックします。
[ナレッジベースを作成する] をクリックします。