自己ホスト ランナーの概要
セルフホステッド ランナーとは、GitHub で GitHub Actions のジョブを実行するためにデプロイして管理するシステムです。
自己ホスト ランナー:
- ハードウェア、オペレーティング システム、ソフトウェア ツールを、GitHub ホステッド ランナーよりも制御できます。
- GitHub Actions での使用は無料ですが、ランナー コンピューターのメンテナンス コストはユーザーが負担する必要があります。
- より大きなジョブを実行するための処理能力やメモリに関するニーズを満たすカスタム ハードウェア構成を作成し、ローカル ネットワークで使用できるソフトウェアをインストールできます。
- 自己ホスト ランナー アプリケーションの自動更新プログラムのみを受け取りますが、ランナーの自動更新プログラムを無効にすることもできます。
- 既に料金を支払っているクラウド サービスまたはローカル マシンを使用することができます。
- ジョブを実行するたびにクリーンなインスタンスを用意する必要がありません。
- 物理、仮想、コンテナー内、オンプレミス、またはクラウド内のいずれでもかまいません。
管理階層内のどこでも、セルフホステッド ランナーを使用できます。 リポジトリ レベルのランナーは 1 つのリポジトリに専用ですが、organization レベルのランナーは organization 内の複数のリポジトリのジョブを処理できます。 Organization の所有者は、リポジトリ レベルのセルフホステッド ランナーの作成を許可するリポジトリを選択できます。 「Organization について GitHub Actions を無効化または制限する」を参照してください。 最後に、Enterprise レベルのランナーは、Enterprise アカウント内の複数の organization に割り当てることができます。
自己ホストランナーマシンに対する要求
以下の要求を満たしていれば、いかなるマシンも自己ホストランナーとして利用できます。
- マシン上に自己ホストランナーアプリケーションをあなたがインストールして実行できること。
- そのマシンがGitHub Actionsと通信できる。
- そのマシンが、実行しようとしている種類のワークフローに対して十分なハードウェアリソースを持っていること。 自己ホストランナーアプリケーションそのものは、最小限のリソースしか必要としません。
- Dockerコンテナアクションあるいはサービスコンテナを使うワークフローを実行したいなら、Linuxのマシンを使い、Dockerがインストールされていなければなりません。